羽幌炭鉱遺構

冒険

2020年6月3日、旧羽幌町立太陽小学校跡地の続きです。正午になる頃です。太陽が高く昇り、真夏日にような暑さでした。ラム肉食べ太郎の冒険はまだまだ続きます。

ラム太郎
ラム太郎

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余談

余談ですが、自称冒険家として装備も試行錯誤しています。例えば藪にはマダニやハチ、マムシがいるかも知れません。熊と遭遇するかも知れません。廃墟に立ち入る際は、崩落の危険があるかも知れません。

極力危険を回避するにはどうすれば良いか。また、いざと言う時にはどう対処すれば良いか。そのリスクも常に配慮して備えるようにしています。

下の写真は、冒険グッズのひとつ。ヘルメット・ヘッドライト・アクションカメラの3点セットです。アクションカメラは最近、写真のカメラとは別にGoPro HERO8を購入しましたので、また別の機会に紹介させて頂きます。

今回紹介させて頂くのはヘッドライトです。

Ledlenser製の軽量かつ防水で高光量(600ルーメン)の充電式LEDライトです。頭に直接着けても良いですし、ヘルメットに装着することも可能です。ちなみに私は、ライトは基本的にLedlenser製を購入しておけば間違いないと思っています。

冒険者に限らず、震災や豪雨等、自然災害が増えて来ている昨今、とりあえず手元にヘッドライトを1台持っておいても損はないかも知れません。

Bitly

冒険の安全性は装備が決める。

ホッパー(貯炭場)

旧羽幌町立太陽小学校跡地のすぐ近くに、堅牢な構造物がありました。ここは炭鉱の遺構のひとつ、ホッパー(貯炭場)です。今は役割を終えて、静かに崩壊までの時を過ごしています。

「羽幌炭鉱所」と看板が掲げられていたはずである。ここまで抜け落ちてしまっては読むことができない。

写真からは想像もつかないと思いますが、残っているのは丈夫な基礎の僅かな部分に過ぎません。この上にも横にも奥にも構造部が繋がっていたようです。

この1階の部分には、石炭を運ぶ列車が走っていた。

線路はもう残っていない。

恐らく上のこの窓のような部分から石炭を列車に載せていた。

北海道羽幌町 1860年代炭鉱遺構 貯炭場跡地に眠るものとは…

火力発電所跡地

遠くから火力発電所跡地高い煙突が見えていました。

当時、採炭用機械の使用と、人口の増加に伴う電力不足を解消するために建てられたものでした。合計2,000kWの出力を持っており、1970年11月の炭鉱閉山まで稼働していたとのことです。

ラム太郎
ラム太郎

面白そうなものが見えたら、とりあえず近くまで行ってみるのが、

ラム肉食べ太郎です。

果たして煙突の根元まで近付けるのか…

近付くにつれて存在感が増して来た。

茂みを掻き分けて根元を目指す。私は何と戦っているのだろうか。

遂に根元に到着。気分は新たな遺跡を発掘した考古学者である。

地産地消の石炭を使用して電気を起こしていたのだろうか。

築別炭鉱消防団庁舎跡地

1967年に建造された築別炭鉱消防団庁舎跡地です。当時は3階建の庁舎でしたが、現在では1階部分しか残っていません。また、消防団庁舎だった形跡も何も残っていません。2階部分に関しては、草木が生えている有様です。

ラム太郎
ラム太郎

草木に覆われた遺構がまた魅力的でもあるのです。

倉庫代わりに使用しているのか、それとも破棄されているのか判断付かない物が置いてある。

少なくとも、消防団庁舎であった形跡は見付けられなかった。

今にも崩れ落ちそうな非常階段が2階へと続いている。

壁にはツタが這い、2階部分には木が生えている。

羽幌には様々な炭鉱時代の遺構が残されており、一時期は観光名所として、説明用のパネルまで展示されていたとのことです。しかし、歳月の流れと共に、これらの遺構も徐々に風化して来てしまいました。

いつかは完全に撤去されてしまったり、完全に草木等に覆われて近付くことが出来なくなってしまう遺構も増えて来るでしょう。

今あるどんな景色をも当たり前とは思わず、目に映る全ては貴重な「今」を捉えた瞬間であると思うようにしています。そこには必ず歴史に紐付けられた物語があるのです。

さて、羽幌の遺構についての記事は、次が最後となります。「羽幌炭鉱廃アパート群」に続きます。

ブログを開設して1年が経ちました

ラム肉食べ太郎の冒険ブログ「旅と君と人生と」を開設してから1年が経過しました。振り返って見れば、あっという間でしたが、このブログの書き方も手探りでしたし、アクセス数も非常に少なく、よく書き続けるモチベーションを保てたな〜としみじみ思います。

「冒険ブログではなく、廃墟ブログでしょ?」とか、「旅と君と人生とではなく、旅と映画と人生とでしょ?」とか、「孤独そう…」とか、色々ツッコミも頂きました。しかし、読み続けて頂いてる方々がいて下さると言うことと、やはり旅が好きで、その情報を発信して行くことが楽しいのだと言う私自身の想いがありますので、今後も手探りながらもたくさん記事を更新して行きたいと思います。

今後も応援よろしくお願いします。

ラム太郎
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