函館の魅力(1)路線から見た函館 

冒険

 こんにちは、ラム肉食べ太郎です。

 今回の舞台は函館です。まずは函館全体のおさらいです。

 函館は北海道の南端、札幌から「JR特急スーパー北斗」で4時間弱の距離にあります。

 1枚目の真ん中の汽車が「特急スーパー北斗」(281系)です。

 写真は2015年8月22日に撮影しました。

 2016年3月26日の北海道新幹線開業(新青森ー新函館北斗間)に伴い、同年3月21日に同区画を結んでいた「特急スーパー白鳥」「白鳥」が廃止となりました。左の緑の汽車がその「特急スーパー白鳥」です。

 右の汽車の詳細は分かりませんが、古い車両が臨時で使用されていたみたいです。

 ちなみに「電車」ではなく「汽車」と表現した理由ですが、北海道のJRの路線は電化された区間が限られているため、主にディーゼルエンジンで走っているからです。ディーゼルエンジンの音と匂い。そして電柱に視界が遮られない車窓からの景色は、北海道の汽車ならではの体験となるのです。

奇跡的にホームに3台の汽車が並んだ貴重な写真が撮れていた。
こちらは「特急スーパー北斗」(261系) 2016年7月1日 撮影

 いきなりマニアックな内容になってしまいましたが、鉄道ブログではありません。

 でも、汽車の話ついでに、函館の街を走る路面電車の視点から街を紹介することにします。

 函館には路面電車が走っています。道内で路面電車が走っている場所は、札幌と函館の2カ所です。

 札幌の路面電車は、2015年12月の線路のループ化に伴って狸小路の前に駅が新設され、新しい車両が導入される等、発展が続いています。

 一方で函館の路面電車は、非常にレトロで、線路の周りのコンクリートが朽ち果てている場所も所々に見られます。

 しかし、私は函館の路面電車の方が好きです。歴史ある街並みに溶け込んでいる様がノスタルジックな感傷に浸らせてくれるからです。

 函館に訪れたら、基本的にはレンタカーは必要ないと思います。要所にはこの路面電車が運んでくれるからです。

 終点は3駅あります。線路は湯の川から五稜郭公園前函館駅前と抜け、そして十字街で二手に分かれます。ひとつは函館どくつ前行き、もうひとつは谷地頭行きです。

五稜郭タワーから見下ろす、五稜郭公園。
谷地頭行き。函館山の方面に行く。

 湯の川は「北海道三大温泉」のひとつです。駅前には無料の足湯がありますので、是非タオルを持って訪れてみて下さい。

 ちなみに「北海道三大温泉」の残り2つは、「登別温泉」と「定山渓温泉」です。これらは3つとも道南にあります。

 とは言え、北海道はどこにでも魅力的な温泉があります。ちなみに私のオススメの温泉は、定山渓の外れにある豊平峡温泉です。源泉100%掛け流しの日帰り温泉です。

 やわらぎの里 豊平峡温泉 公式ホームページ:https://hoheikyo.co.jp

 

 そして、マニアック向けのオススメの温泉が、ニセコ 五色温泉です。ここも100%掛け流しの日帰りが可能な温泉です。

 近くに散策路があるのですが、標高が高く高山植物しか生えていないため、非常に珍しい景色を楽しむことが出来ます。散策路をひと通り歩いてから浸かる温泉は格別です。雪のない時期が良いと思います。

ニセコ 五色温泉 公式ホームページ:http://goshiki-onsen.com

 

 話を戻します。函館の温泉は湯の川温泉だけではありません。路面電車のもうひとつの終点である谷地頭のすぐ近くにもローカルな温泉があるのです。

 湯の川温泉はほとんど透明に近い色をしていますが、谷地頭温泉は鉄分を含んだ黄銅色の温泉です。私が行った時は、シャンプー等が置いてありませんでした。持参するか購入が必要になると思います。また、お湯はかなり熱めでした。

 

 残りの路面電車の終点である函館どくつ前から、線路の分岐点である十字街の間には、わずか15年しかなかった大正時代の雰囲気が色濃く残っています。

函館ハリストス正教会
旧函館区公会堂
旧函館区公会堂の2階からの景色

 しかし、残念ながらこの周辺の写真があまりありません。次函館に行ったら、たくさん写真を撮りたいと思います。

 マニアックな写真ならたくさんあります。その過去に撮った写真から、次回は函館の魅力(2)函館山の旧日本軍要塞跡地について書きたいと思います。

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